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エギングでイカを釣り上げる時、タモを使わずに抜き上げるべきか、タモやギャフを使うべきか悩む方も多いでしょう。特に「タモなしの抜き上げ」が可能かどうか、イカのサイズや釣り場の状況によって見極めが重要です。この記事では、「エギングでもタモがいらない」ケースや、タモが必要な場面について解説します。また、「ランディングネットのおすすめ品」や、「タモの長さ」の選び方、「エギングのタモランキング」や「エギングでのタモとギャフ」の使い分けも紹介します。安全にイカを取り込むための判断基準を詳しく見ていきましょう。
メモ
記事のポイント
- タモなしでエギングの抜き上げが可能な条件
- イカの大きさ別:タモを使う判断基準
- エギング用タモやギャフの選び方と使い分け
- おすすめのエギング用ランディングネットやタモの長さ
目次
エギング 抜き 上げの基本と判断基準
タモなしでの抜き上げは可能か?
タモなしでの抜き上げは、イカのサイズや掛かり方によって可能ですが、注意が必要です。小型のイカであれば、ロッドの弾性をうまく利用して抜き上げることができますが、無理をするとロッドが破損したり、イカが身切れしてしまうリスクがあります。
まず、イカのサイズが500g以下の場合は、タモを使わずに抜き上げることが比較的安全とされています。しかし、500gを超えるサイズでは、イカの重さがロッドやラインに大きな負担をかけるため、無理に抜き上げるとトラブルが発生しやすくなります。特にイカの足に掛かっている場合は、柔らかい部分が切れやすいので、注意が必要です。
また、足場の高さや釣り場の状況も重要です。高い防波堤や足場が不安定な場所では、抜き上げ時にロッドに過度な負担がかかる可能性があるため、タモを使うことが推奨されます。逆に、足場が低く水面に近い場合や、しっかりとイカがエギに掛かっている場合は、タモなしでも抜き上げが可能です。
結論として、タモなしでの抜き上げは可能ですが、イカのサイズや足場、掛かり方に応じた判断が必要です。無理をせず、状況に応じてタモを使用することが安全です。
抜き上げ時のロッドの負荷
エギングでイカを抜き上げる際、ロッドには大きな負荷がかかります。特にロッドを立ててイカを持ち上げようとすると、ロッドの先端に集中して力がかかり、破損のリスクが高まります。ですので、抜き上げの際には、ロッドの弾性やバット部分(ロッドの根元に近い部分)をうまく活用することが大切です。
ロッドにはそれぞれ適正な耐荷重量が設定されており、一般的にはM(ミディアム)クラスのロッドであれば500g〜800g程度までが安全圏とされています。それ以上の重さのイカを抜き上げる場合、ロッドに大きな負荷がかかりすぎて破損する可能性があるため、タモなどを使ったランディングが必要です。
また、PEラインの強度やドラグの設定もロッドの負荷に大きく関わってきます。ドラグを緩めすぎるとイカを引き上げるのに余計な時間がかかり、ロッドに無駄な負荷がかかります。一方で、ドラグを締めすぎると、イカが暴れた際にロッドが折れたり、ラインが切れるリスクも高まります。
まとめると、エギングでの抜き上げ時はロッドに適切な負荷をかけるために、イカのサイズや掛かり方、ドラグの設定を意識し、無理をしない範囲で抜き上げを行うことが重要です。特に、1kgを超える大型のイカを抜き上げる場合は、ロッドの限界を超えないよう注意しましょう。
イカの大きさ別、抜き上げの判断基準
イカの大きさに応じて、抜き上げるかタモを使うかの判断が変わります。小型イカは比較的抜き上げやすいですが、大型になるほど無理をせずランディングネットを使うのが安全です。
まず、300g以下の小型イカであれば、抜き上げは比較的簡単に行えます。このサイズのイカはロッドやラインに大きな負荷をかけずに引き上げることができ、身切れのリスクも低めです。ただし、イカがエギの足先に掛かっている場合は、柔らかいため抜き上げは慎重に行う必要があります。
一方、500g〜700gの中型イカは、タモを使うべきか迷うサイズです。ロッドの強度や足場の高さに左右されますが、無理な抜き上げはロッドの破損やライン切れの原因となります。このサイズからは、タモやギャフを使ったランディングが推奨されます。
800g以上の大型イカの場合は、タモやギャフを使うのが安全です。イカは海水を吸って重くなることが多いため、実際の重量以上の負荷がロッドにかかることがあります。抜き上げを試みると、イカが暴れた際に身切れしたり、ロッドが折れる危険が高まるため、慎重な判断が必要です。
このように、イカの大きさに応じた抜き上げの判断をすることで、ロッドやラインを保護しつつ、確実にイカを取り込むことができます。
抜き上げを選ぶべき場面と注意点
抜き上げを選ぶべき場面は、主に足場が低く、イカのサイズが小さいときです。この条件が揃っていれば、タモを使わずに素早くイカを取り込むことが可能です。しかし、注意すべき点も多くあります。
まず、足場の高さが1〜2m程度であれば、抜き上げを選んでも大きな負担がかからないため、タモなしで対応できます。ただし、これ以上高い場所から抜き上げを行うと、ロッドにかかる負荷が急激に増加し、破損のリスクが高まります。高い防波堤や岸壁では、無理をせずランディングネットを使うのが賢明です。
さらに、抜き上げ時に最も気をつけるべき点は、イカの掛かり方です。エギがイカの足元や口元にしっかり掛かっていれば比較的安心して抜き上げられますが、足先に掛かっている場合は抜き上げの際に足が切れてしまう可能性が高くなります。この場合、タモを使った方が安全です。
また、ロッドの角度にも注意が必要です。ロッドを立てすぎると、先端に過剰な力がかかり、折れやすくなります。抜き上げの際は、ロッドをできるだけ水平に保ち、バット部分に力を分散させながら行うと安全です。
このように、抜き上げを選ぶ際には、足場の高さやイカの掛かり方、ロッドの使い方に注意を払い、安全に取り込むようにしましょう。
エギング 抜き 上げにタモは必要?おすすめの選び方
エギングでタモがいらない場合とは?
エギングでタモがいらない場合は、主にイカのサイズが小さく、足場が低いときです。この条件が揃っていると、タモを使わずに安全にイカを抜き上げることが可能です。
まず、300g以下の小型イカをターゲットにしている場合、タモを使わずに抜き上げることが一般的です。小型イカはロッドやラインにそれほど負担をかけないため、ロッドを立てて軽く持ち上げるだけでイカを取り込むことができます。また、エギがイカの足元や口元にしっかり掛かっている場合、抜き上げても身切れするリスクが低く、安全に取り込むことが可能です。
さらに、足場が水面に近い状況、例えば1〜2mの低い防波堤や岸壁では、イカを無理に持ち上げる必要がないため、タモを使わなくても取り込みが可能です。このような場所では、ロッドの負担も少なく、イカが暴れにくいため、抜き上げを選ぶのが一般的です。
ただし、イカのサイズが大きい場合や、足場が高い場所ではタモを使うことが推奨されます。特に800g以上のイカや、足場が高い堤防では、無理に抜き上げるとロッドやラインに過剰な負荷がかかり、トラブルが発生する可能性があります。
エギング用ランディングネットのおすすめ長さ
エギング用のランディングネットを選ぶ際、ネットの長さは非常に重要な要素です。足場の高さや釣り場の環境に応じて、適切な長さを選ぶことで、安全かつ効率的にイカを取り込むことができます。
一般的に、エギングで使用するランディングネットの長さは3m〜5mが推奨されています。足場が比較的低い防波堤や岸壁では、3m前後のランディングネットで十分対応できます。これは軽量で扱いやすく、持ち運びも便利なため、初心者にも使いやすい長さです。
一方、足場が高い堤防やテトラ帯などでは、4m〜5mの長さが必要になります。特に足場が4m以上の高さになる場所では、長めのランディングネットを使うことで、イカを安全に取り込むことが可能です。ネットが短いと、イカを掬う際に手間取ることが多くなり、イカを逃してしまうリスクが高まるため、少し長めのものを選ぶと安心です。
また、最近ではシャフトが伸縮可能なランディングネットも多く販売されており、状況に応じて長さを調整できるタイプが人気です。これにより、さまざまな釣り場で対応できるため、汎用性が高く便利です。
このように、エギング用ランディングネットの長さは、釣り場の環境や足場の高さに応じて選ぶことが重要です。3m〜5mの範囲内で自分に合った長さを選び、安全にイカを取り込む準備を整えましょう。
エギングに適したタモのおすすめポイント
エギングに適したタモを選ぶ際のポイントは、軽量性、長さ、ネットの素材です。これらの要素を考慮することで、使いやすくて快適な釣りが可能になります。
まず、タモは長時間の釣行で持ち運びするため、軽量であることが非常に重要です。特にエギングでは頻繁にキャストを繰り返すため、タモが重いと疲れやすくなります。軽量なカーボン製のタモは、持ち運びや操作がしやすく、体力を温存できます。
次に、タモの長さは3m〜5mのものが一般的におすすめです。足場が低い場所や水面が近い場所では3mのタモでも十分対応可能ですが、足場が高い堤防やテトラ帯では、4m〜5mの長めのタモが安全です。また、伸縮式のタモは状況に応じて長さを調節できるため、便利です。
最後に、ネットの素材も重要です。ラバーネットがエギングに適しており、イカがネットに絡みにくく、後片付けも簡単です。イカのぬめりが残りにくいので、次回の使用も快適に行えます。また、ラバーネットはイカを傷つけにくいので、リリースする際にも優れた選択肢です。
このように、エギングに適したタモは、軽さ、長さ、そしてラバーネット素材を基準に選ぶと使いやすく、安全な釣りをサポートしてくれます。
エギング用タモとギャフの使い分け
エギング用タモとギャフは、それぞれ用途に応じて使い分けることが大切です。イカのサイズや釣り場の状況に応じて適切な道具を選ぶことで、効率よくイカを取り込むことができます。
まず、タモはイカのリリースを考える場合や、イカを傷つけたくないときに最適です。タモは大きなネットでイカを優しくすくい取るため、イカの身や足を傷つける心配がありません。特に、500g以上のイカや、大型のイカを確実に取り込みたい場合には、タモが安全で確実な選択肢です。足場が高い場所や、波の強い場所では、タモを使うことで安定してイカをランディングすることができます。
一方で、ギャフはイカのサイズが大きいときや、タモを使うスペースがない場合に適しています。ギャフはイカの体に直接刺して引き上げるため、素早く取り込みたい場面で活躍します。足場が狭い場所や、持ち運びに便利な道具を選びたい場合にはギャフが優れた選択肢です。ただし、ギャフはイカに傷をつけやすいため、リリースを予定している場合には注意が必要です。
このように、エギング用タモとギャフはそれぞれメリットが異なります。イカの大きさや足場、取り込みたい場所に応じて、タモかギャフを使い分けることで、安全で快適なエギングを楽しむことができます。
おすすめのタモ
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不意の大物でも安心!岸釣りの必需品 深型フレーム・ネット・玉の柄がセットになった持ち運び抜群の小継玉の柄3点セットです。足場が高く、取り込みが難しいポイントで不意の大物でも安心のランディング。後悔しないための必需品。ブラックベースとゴールドのアクセントのデザインに変更。 シャフトは旧モデルより張りを持たせて更にすくい易くなって登場です。
エギングでの抜き上げを総括
- イカのサイズや掛かり方によってタモなしでの抜き上げは可能
- 500g以下のイカは比較的安全に抜き上げができる
- 500g以上のイカはロッドやラインに負担がかかるため注意が必要
- 足場が高い場所ではタモを使うことが推奨される
- 1m以内の低い足場では抜き上げが比較的容易
- イカの足先に掛かっている場合は身切れに注意する
- ロッドの弾性やバット部分を活用して負荷を分散させることが重要
- Mクラスのロッドは500g~800g程度までが安全圏
- ドラグの設定が強すぎるとロッドやラインに過剰な負荷がかかる
- 小型イカならタモなしで素早く抜き上げが可能
- 800g以上の大型イカはタモやギャフを使用するのが安全
- タモの長さは足場の高さに応じて3m〜5mが推奨される
- ラバーネットはイカのぬめりがつきにくく、リリースにも最適
- ギャフは狭い場所や素早く取り込む場合に便利
- タモとギャフは釣り場の環境やイカのサイズに応じて使い分ける
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